大人の花ブログ

花屋の年末

花屋の年末

花屋の三大繁忙期といえば、母の日、お盆、年末なので、
個人経営の店は違うかもしれないが、ウチは大晦日まで営業だ。
サラリーマンだと20日くらいが忙しいのかもだが、
花屋の場合は、25日を過ぎて年末にかけて忙しくなり、30日がピークになる。
年末には、お正月用の花を売るのだが、この時期しか入らない花材もあるので
ちょっとご紹介しよう。

松・・・・赤道直下のインドネシアから、北はロシアやカナダの北極圏など北半球に広く自生する。
     日本では、若松、根引松、大王松、五葉松など、いろいろある。
     常緑樹で緑の葉を絶やさない事から、神聖なものとされる。不老長寿の象徴でもある。

千両・・・別名クササンゴ、「千両役者」の言葉の通り、富の象徴でもあり、
     赤い実がたくさん実るのが縁起がいいとされる。
     赤い実だけでなく、黄色やオレンジの実もある。

葉牡丹・・アブラナ科の多年草で、江戸時代中期くらいに登場。
     ケールの仲間で、別名ハナキャベツと呼ばれる。時間が経つと本当にキャベツっぽい匂いがする。
     寒さに強く、葉の色が紅白なので縁起がよいとされる。

南天・・・日本南天、おたふく南天、白実南天などがある。
     様々な部位が、漢方薬にも用いられるが、毒性もあるので注意が必要。
     難を転ずると掛けて、邪気を払うとされる。
     
他にも、梅や竹、万両や万年青(おもと)など色んな花があるが
実際に花屋さんで、確認して頂けると嬉しいです。

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